難しいけど、おもしろい仕事。
お客さまに喜ばれる
「競り人」になることが目標です。
入社4年目
藤岡 輝成FUJIOKA TERUAKI営業3部
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お仕事はどうですか?
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ひととおり流れを覚えて、販売もやらせてもらっています。
仕事の難しさとか、面白さとか、深さ、特に値段の移り変わりとか読みづらいので、難しいですが、面白い仕事ですね。青果物は、年、季節や天候に左右されます。
出来具合も変わってきます。健康野菜ブームなどで人気がでてくる青果物もあるので、需要と供給で値段がかわって様子が間近に見えて面白いです。
それらの状況や情報を考えながら自分で値段を考えるのが今はまだ難しいですけど。
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お客様とのコミュニケーションはどうですか?
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農業の専門学校からきたので、青果物に関する知識はそれなりにあったと思っていました。
でも、青果物を見る目は、バイヤーさんの方が、はるかに上なんです。そこを見抜かれたりして、バイヤーさんや上司に教わりながら日々勉強ですね。
また、現在の私は、バイヤーさんのトラックに品物を積む「荷揚げ」の仕事が多く、移動ばかりなので、お客様と直接話す機会は少ないです。
そんな中でも、お客様を見つけては、話すようにしています。
自分の顔も覚えてもらうように。それが、販売に直結することがよくあります。
青果市場は、話すことがとても大事ですから。
そういう経験を積んで、昨日の自分よりも少しでも成長したいと思っています。
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なぜ茨城県大同青果に就職したのですか?
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おもに農作物の生産を勉強していました。
そこで、直売会をやっていました。
自分で作ったものを売っていくという流れの中で青果物の流通にとても興味がでてきたんですね。
そこで茨城県大同青果に応募しました。
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入ってから驚いたことはありますか?
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以前に自分が学校で販売していた時とは圧倒的に違いますね。
まずは売り物である野菜や果物の多さ、量、質も違います。更に、スーパーや八百屋さんなどのお客様も大きいところもあれば小さなところもあります。
とにかく数が多いことに驚きました。そして、リフトで市場中の狭いところを走って行くことにも驚きました。
上司のリフトの運転テクニックのすごさは、特にびっくりしました。
はじめは「自分は無理だ」と思いました。
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市場で働くということを続けていけるなと感じたのはどんな時ですか?
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自分がたずさわった野菜がスーパーや八百屋さんに並んでいるのを見た時です。
すごく、やりがいを感じますね。反対に、お隣にあるライバル市場で売られた野菜が並んでいるのを見ると悔しくなります。
次は、自分が販売するぞ!となりますね。
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職場の雰囲気はどうですか?
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私たちは4つの部署でそれぞれ販売しています。
雰囲気と言うより、この部署内の絆の強さを感じますね。季節によって、部署によって取り扱いが多い、少ないがあるんです。
そういう中で、他の部署のカバーをしたり、されたり。助け合いながらやっていくというスタイルがすごく気に入っています。コミュニケーションは、バイヤーさんだけでなく社内でも大事です。
とても面白いですし、仕事がやりやすい環境だなと思います。
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青果物に対する思い入れってありますか?
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私は、野菜ソムリエの資格を持っていますし、生産現場にもいたという経験もあり、どう調理したらいいか、どう組み合わせて食べたらいいかも考えてしまいますね。
私も、一人暮らししていますので、健康には気をつかっていますので野菜や果物をそういう目でみるようにもなりました。
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市場で働くことで大切なことは何ですか?
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自己管理ですね。体が資本ですから。睡眠、食事をとる。
体をつかう仕事なので体力も大事です。
でも、一番は気合いかなと(笑)
私は、まだ若いので、熟練のバイヤーさんに「安くして」と言われることもよくあります。
そこを何とか凌ぐというメンタル面も求められますね。
どこの会社も一緒だと思いますけど。
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今後の目標をきかせてください。
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値段の変動が読めるようになるのが一流だと思っています。
早くそうなりたいです。
そして、販売でもお客様に喜んでいただけるような「競り人」になりたいです。
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最後に、この仕事どうですか?
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すごく楽しいです!
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